アウディ TT 新型、ハンガリー工場でラインオフ

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アウディ TT 新型、ハンガリー工場でラインオフ
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アウディAGは、アウディ・ハンガリア・ モーターKft.のギュアー工場で、2世代目『TTクーペ』の生産をスタートしたと発表した。

アウディAGの生産担当取締役で、アウディ・ハンガリア モーターKft.の監査委員会会長も務めるヨッヘン・ハイツマン氏が、ハンガリーの経済交通大臣、ヤノス・コカ氏とともに、ギュアー工場で行われたセレモニーに出席し、新型スポーツカー、アウディTTクーペのラインオフを発表した。TTクーペは、2006年9月から市場に順次投入する予定。

ヨッヘン・ハイツマン取締役はセレモニーの席で「アウディハンガリアは、アウディTTの生産によってプレミアム スポーツカーのセグメントでトップの地位を築きました。ニューモデルの組み立てを引き続きギュアーで行うという決定は、生産拠点としてのドイツとハンガリーの間の、生産性の高い、良好な関係を改めて示すもの」と挨拶した。

TTの生産に対する投資は、総額で2億3000万ユーロで、このうち約2000万ユーロはギュアー工場に設置された新しいアッセンブリー設備にあてられた。アウディTTは、インゴルシュタットのアウディAG本社工場でボディ製造とペイントが施されたのち、ギュアーの3万5000平方メートルの敷地で組み立てる。来年初めには、組み立て工程は3交代シフトに移行する予定で、ギュアー工場でTTの組み立てに従事する

従業員は約800人。生産能力は先代モデルのときよりも増強し、今年末までにギュアーで組み立てられるTTクーペは約2万台の見込み。

新型TTクーペは、200psを出力する2.0リットル4気筒エンジン搭載のTT 2.0TFSIと、250psの3.2リッターV型6気筒エンジンを搭載するTT 3.2quattroの2モデル。軽量デザインのアウディ スペース フレーム(ASF)と、 アクティブ・ダンパー・システムである「アウディ・マグネティックライド」を採用した。

『TTロードスター』の2世代目も2007年初めにデビューする予定。

《レスポンス編集部》

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