飲酒運転の巡査部長に停職3カ月

自動車 社会 社会

警視庁は9日、飲酒運転を原因とする車対車の衝突事故を起こし、2人に軽傷を負わせた小岩署・地域課に所属する55歳の巡査部長に対し、同日付けで停職3カ月の懲戒処分を命じた。巡査部長は同日付けで依願退職している。

警視庁・警務部によると、問題の事故は5月18日深夜に発生している。千葉県松戸市根本付近の市道で、優先道路を走行していたタクシーと、一時停止標識を無視して進行してきた乗用車が交差点で出会い頭に衝突。タクシーの乗客と乗員の2人が打撲などの軽傷を負った。後の調べで、乗用車を運転していた男は警視庁の警察官だということが判明。酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、道路交通法違反の現行犯で逮捕されていた。

巡査部長は事故当日は非番で、自宅で焼酎の水割り3杯を飲んでから知人宅に向かう途中だったという。巡査部長は罰金50万円の略式命令を受けたが、警視庁・警務部では懲戒処分の検討を行っていた。

その結果、巡査部長には9日付けで停職3カ月の懲戒処分が命じられたが、これ以前に退職を願い出ており、同日付けで依願退職が認められている。警視庁では「再発防止に努めたい」とコメントしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る