GMヨーロッパ、生産の乱れで部品を空輸

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GMヨーロッパは、先週末、生産現場の混乱から生じた部品不足を解消するために、部品の空輸を行う事態に陥った、と20日付けの英『フィナンシャル・タイムス』紙が報じている。

ポルトガルにあるバン工場の閉鎖をGMヨーロッパは、すでに発表しているが、これに伴い1000人の雇用が失われることに反発した組合が、ヨーロッパ各地で、残業拒否や山猫ストを行ったことから部品の供給に乱れが生じた。

このためGMヨーロッパでは、自動車の生産を維持するために、ドイツにある工場から、ヘリコプターや貨物機を使用して、必要な部品をヨーロッパ各地に輸送せざるを得なくなった。

工場閉鎖はポルトガルの工場だけというGMヨーロッパの説明に対して、組合は、さらに工場閉鎖が続くのではないかと危機感を募らせている。

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