米フォード・モーターの日本法人、フォード・ジャパン・リミテッドは21日、東京・新木場のクラブ「スタジオコート@Ageha」において、2.3−3.0リットルクラスのSUV『エスケープ』のビッグマイナーチェンジモデルを発表。さらに日本市場におけるフォードの新たな戦略と展望についてのプレスカンファレンスを行った。
日本市場における新たなブランド・タグライン(キャッチフレーズ)は、「Make Every Day Exciting」。ランディ・クリーガー社長は「Make Every Day Exciting、すなわち毎日をわくわくさせる車作りは、100年以上続いてきたフォードの伝統。新型エスケープは概観、機能、質感が向上しており、クラス最高のモデル。また今後も自由、冒険心、アスリートのようなパフォーマンスを感じさせるモデルを投入していく」と、日本市場でのビジネス拡大への意欲を語った。
会場では新型エスケープに続いて、スペシャリティクーペ&コンバーチブルモデル『マスタング』(6月23日予約受付開始)、大型SUV『エクスプローラー』ベースのピックアップトラック「エクスプローラー・スポーツトラック」(2007年第1四半期発売予定)も披露された。
SUVモデルの販売が好調に推移していることに加え、ハイパフォーマンスモデル『フォーカスST』があっという間に完売するなど、調子を取り戻しつつあるフォード。2008年に日本市場での販売台数1万台という目標の達成に向け、ラインナップ強化とブランド戦略を加速させる。