ホンダは23日に開いた定時株主総会で、株主配当の決定を取締役会で行うための定款変更の承認を得た。これにより、自動車メーカーでは初めての四半期配当が可能となる。
定款変更により、現在の中間・期末の配当にとどまらず、取締役会で配当額などが機動的に決められるようになった。
四半期配当の導入時期についてホンダは「検討中」としている。
今年度の第1クオーター(4−6月期)からの実施は準備の都合もあって難しく、上期は従来どおりの中間配当となる見込み。10−12月期からは四半期配当に移行する見通しで、株主の要望に応えていく。