大量の灯油が盗まれる…同業者の犯行か

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20日夕方、栃木県壬生町内で、地下の燃料タンクに保管されていた灯油約3万6000リットルが盗難されているのが発見された。栃木県内では12日にもガソリン約1万7500リットルが盗まれており、警察では手口から同一犯の可能性が高いとみている。

栃木県警・栃木署によると、警察が事件発生を認知したのは20日の午後4時ごろ。鹿沼市内にある燃料販売店の経営者から「壬生町内にある貯蔵タンクから大量の灯油が盗まれた」と警察に通報が寄せられた。同署員が壬生町羽生田付近にある現場に急行して確認したところ、地下に設置された貯蔵タンクの給油口に設置された南京錠が壊され、灯油約3万6000リットルが盗まれたことを確認した。

栃木県内では10日から12日に掛けての間にも、ガソリンスタンドの地下貯蔵タンクに収められていたガソリン約1万7500リットルが盗まれる事件が発生している。いずれも大量の燃料を一気に盗み出しており、タンクローリーなどを使ったとみられている。

特異な事件であるため、警察では同一犯の可能性や、燃料の価格高騰から犯行に手を染めた燃料販売に関わる同業者が犯行に及んでいる可能性が考えられるとして、調べを進めている。

《石田真一》

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