暴走トラック、料金所施設の一部を破壊

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21日早朝、広島県広島市安佐南区内の山陽自動車道・広島インターチェンジで、大型トラックが料金所施設の一部を破壊するなどして暴走し、最終的にはフェンスを突き破り、約4m下の市道に転落する事故が起きた。この事故でトラックの男性運転手が死亡している。

広島県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午前5時30分ごろ。広島市安佐南区川内2丁目付近にある山陽自動車道・広島ICで、料金所ブースに進入してきた大型トラックが、停止することも減速することもなく、側壁に衝突を繰り返しながら進行した。トラックはそのまま暴走を続け、入口側の車線も横切り、さらにはフェンスを突き破って約4m下を通る市道に転落した。

この事故によってトラックは運転席部分を中心に中破。34歳の男性は近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡した。また、トラックから流れ出した軽油約100リットルが近くの側溝に流れ込んだが、吸着マットなどを使って回収されている。

事故を起こしたトラックは、ETC/一般車用の混在レーンを進行していたが、この間にブースを仕切る壁などに衝突している。警察ではハンドル操作の誤りと、居眠り運転の両面から捜査を進めている。

《石田真一》

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