被害者を370mひきずった男、殺人未遂で追送検

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京都府警は23日、今年1月に京都府長岡京市内でひき逃げ事故を起こしたとして、業務上過失傷害容疑などで逮捕していた31歳の男について、未必の殺意が生じていたと認定して、殺人未遂容疑で追送検した。

京都府警・向日町署によると、この事故は1月28日の午前5時45分ごろ発生している。長岡京市勝竜寺付近の国道171号で、直進していた51歳男性運転のバイクと、右折してきた乗用車が出会い頭に衝突した。クルマはバイクの男性を引きずったまま約370m走行。男性は腰椎骨折などで全治2カ月あまりの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走していた。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報などから6月上旬に31歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反容疑で逮捕した。取り調べの過程で男は飲酒運転の発覚を恐れて逃走したことを供述。男性をひきずっていたことも認識していたが、「免許の取り消しになると思ってそのまま走った」と話していた。

警察では被害者をひきずった距離が比較的長いことから、「未必の殺意が生じていた」と認定。殺人未遂容疑で追送検した。

《石田真一》

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