【ダイハツ ソニカ 発表】爽快な足回り

自動車 ニューモデル 新型車
【ダイハツ ソニカ 発表】爽快な足回り
【ダイハツ ソニカ 発表】爽快な足回り 全 4 枚 拡大写真
ダイハツの新型軽自動車『ソニカ』の売りは“爽快な走り”。その走りを実現させるために、足回りのチューニングはとくに入念に行われたという。

チューニングでもっとも重視されたのは低重心化。重心が下がればそれだけで運動性能を大きく向上させる効果があり、またコーナリングでのロールも体感的に小さくなるため、それだけで走りの質感を大きく向上させることができる。前:ストラット、後:トーションビームというサスペンション形式はベースモデルである『タント』と同じ。

アームやリンクの形状も同様だが、「コイルスプリングのレートを高めて、『ミラ』に比べて実質15mmローダウンさせました。全高が低いこともありまして、車両の重心はトータルで、ミラに比べて35mm低くなっています」(技術広報・四方淳氏)

ほか、乗り心地を損なうことなくアンチロール性を向上させるため、前後サスにスタビライザーを装着した。サスペンションの接合部に使われる樹脂製のブッシュ類もすべて専用チューニング。またフロントストラットのアッパーサポート部にベアリングを装着し、転舵方向のフリクションを減らしてステアリングフィールも向上させたという。

これら“爽快な走り”を目指したチューニングにより、快適な乗り心地、静かな車内を維持したまま、「ダブルレーンチェンジには100km/hくらいで侵入できます。他社の競合モデルも今春発売分くらいまで比較テストしてみましたが、そのなかで圧倒的にナンバーワンの自信があります」(四方氏)

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  2. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【プジョー 3008 新型試乗】いかにもプジョーな乗り味、室内は心地よい「異次元空間」…島崎七生人
  5. ポルシェが新型車を予告、『911』シリーズの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る