富士重、ボーイング787の中央翼を生産開始

自動車 ビジネス 企業動向
富士重、ボーイング787の中央翼を生産開始
富士重、ボーイング787の中央翼を生産開始 全 4 枚 拡大写真

富士重工業は、航空宇宙事業の生産拠点の半田工場新組立棟で、次世代旅客機ボーイング『787ドリームライナー』の中央翼の組立てを開始したと発表、組立開始に伴って記念式典を行った。組み立て開始は27日、式典は29日。

【画像全4枚】

今回の生産開始は、世界のボーイング787プログラムの中でも先陣を切ったもの。中央翼は、主翼と胴体を結合する構造の要で、787では初めて主要構造に炭素繊維複合材を多用するため、開発要素が大きい。

富士重では、これまで培ってきた設計や製造技術、ノウハウを結集するとともに、ボーイングや他のパートナー、海外サプライヤーとのグローバルな連携を強化しながら開発したとしている。

完成した中央翼は輸送船で中部国際空港まで運ばれ、そこからボーイング『747』型機を改造した専用大型貨物機に積み込んで、来年初めに米国に空輸する予定だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  5. トヨタ自動車 128万台にリコール…パノラミックビューモニターの確認ができない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る