速度差が無い状態で追突? 4台の多重事故

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6月29日未明、山梨県北杜市内の中央自動車道上り線で、大型トラックが普通トラックに追突して停車したところ、後続のトラック2台が避けきれずに突っ込み、トラック4台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で運転者4人が打撲などの軽傷を負っている。

山梨県警・高速隊によると、事故が起きたのは6月29日の午前3時40分ごろ。北杜市明野町付近の中央自動車道上り線で、第2車線(追越車線)から第1車線(走行車線)に車線変更しようとしていた42歳男性の大型トラックが、第1車線を走行していた37歳男性が運転する普通トラックの右後部に追突した。

2台のトラックは直後に停車したが、第1車線を走ってきた大型トラック2台が避けきれずに次々と追突。結果としてトラックばかり4台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で4台の運転者4人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けている。

現場は片側2車線で見通しの良い直線区間。最初に追突した大型トラックの運転者は警察の調べに対して「車間は確保されているという認識で車線変更を開始したが、走行車線を走行していたトラックのスピードが落ちて衝突した」などと話しているようだ。

《石田真一》

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