福井ホンダ社長「インド市場はプレミアム重視で」

自動車 ビジネス 企業動向

ニューデリー=ホンダの福井威夫社長は3日、ニューデリーでインド市場に『シティ』(日本名『フィット・アリア』)よりさらに小型の新モデルを投入する計画を明らかにした。

このモデルは「インド市場に適合する車種として開発するものの、数量の問題もあるのでグローバル市場にも対応できるようにしたい」という福井社長の考えで、欧州やほかのアジア地域も念頭に置いた車種となる見通し。

排気量1.5リットルのシティより「少し安い領域」を想定しており、より小型のモデルとする。インドのセダン市場で最も売れているシティは、170万円前後で販売されており、当地では小型プレミアムの位置付けとなっている。

福井社長は、新規に開発する車も「シティの延長線上での小型車とし、プレミアムブランドとして訴求する」と述べた。インドでは、スズキの合弁が軽自動車をベースにした小型車で圧倒的なシェアを誇っているが、ホンダは一定の価格レベルを重視し、スズキとは一線を画した販売戦略を鮮明にする方針だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る