当直明けに飲酒運転の警官に停職処分、同日退職

自動車 社会 社会

愛知県警は6月30日、非番中に飲酒運転を行った豊橋署・地域課所属の59歳巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検するとともに、同日付けで停職3カ月の懲戒処分を実施した。巡査部長は同日付けで依願退職している。

愛知県警・監察官室によると、この巡査部長は宿直明けとなった5月26日午前から、同僚らと一緒にJR豊橋駅近くにある居酒屋でビールや焼酎などの飲酒を行い、午後には蒲郡市内の自宅に戻った。

巡査部長は酔いが醒めきらないまま同日夕方からクルマを運転して外出したが、クルマがエンジントラブルを起こし、白煙を吹き上げたことから、これに驚いた通行人が警察に通報していた。駆けつけた蒲郡署員が巡査部長に対して事情を聞こうとしたところ、呼気が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。この結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道交法違反容疑で摘発していた。

巡査部長には罰金支払いの略式命令が出たが、警察ではこれをもって6月30日付けで停職3カ月の懲戒処分を実施した。だが、巡査部長はこれより以前に退職を願い出ており、同日付で受理されている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る