【スバル レガシィ創った人】機能あってのデザイン変更…増田年男PGM

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル レガシィ創った人】機能あってのデザイン変更…増田年男PGM
【スバル レガシィ創った人】機能あってのデザイン変更…増田年男PGM 全 5 枚 拡大写真

「新しい『レガシィ』はフロントバンパーやヘッドライト、リヤコンビランプのデザインを一新していますが、それは単なるマイナーチェンジによる意匠変更ではなく、機能あってのデザインから生まれたものです」と語るのはレガシィの開発責任者を務める、スバル商品企画本部 増田年男 プロジェクトゼネラルマネージャー。

マイナーチェンジを行なったレガシィは、フロントグリルはもちろんヘッドライトやフロントフェンダーといった、比較的コストのかかるパーツまで手を加えている。リヤでも、コンビランプのデザイン変更や、リヤゲートにメッキのモールを追加したりと、どこから見ても新型レガシィとわかる改良が加えられている。

増田さんは「エクステリアのデザインは、マイナーチェンジ前のいい所は残しながら、機能的に進化させました。フロントバンパーはコーナー部分を斜めにすることで、取り回しの性能を高めながらもシャープな造形を作り上げることに成功しています」

「インテリアに関しても、各種情報が表示されるマルチインフォメーションディスプレイやテレスコピックステアリングを装備したりと、見た目だけではなく使い勝手も大幅に向上しています」と語る。

確かに新しくなったレガシィは、マイナーチェンジ前と比べて見た目でわかる変更点が多く、歴代レガシィのマイナーチェンジと比較しても、違いがわかりやすい。それでいながら、変更箇所の狙いが明確に表現されているように感じる。

他メーカーのマイナーチェンジなら意匠変更がメインとなり、ここまで機能性を追求した変更を行なうことは少ないだろう。こういった、こだわりがヒシヒシと伝わってくるのもスバルのクルマ作りならではなのだろう。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る