2日夕方、福島県桑折町でバイクを洗浄する際の騒音を巡って隣人同士がトラブルとなり、バイクを洗っていた男性が包丁で刺されて重傷を負う事件が起きた。警察では59歳の男を殺人未遂の現行犯で逮捕している。
福島県警・桑折署によると、事件が起きたのは2日の午後6時55分ごろ。桑折町西大隈付近にある民家で34歳の男性が高圧洗浄機を使ってバイクを洗車していたところ、隣の家に住む59歳の男が「機械の音がうるさい」と文句を言ってきた。
男性と男は激しい口論になったが、男は自宅から持ち出してきた包丁で男性の腹部を刺した。男性は全治1カ月以内の重傷を負ったが、命に別状はないという。男は通報によって駆けつけた同署員に殺人未遂の現行犯で逮捕されている。
事件当時、この男は酒に酔った状態。以前から高圧洗浄機のポンプの音を巡り、トラブルになっていたという。