買取店を利用する/しない明確化---矢野経済研究所

自動車 ビジネス 企業動向

矢野経済研究所は、自動車関連サービスついて消費者側からの調査を行ない、自動車関連サービスの現状と変化、今後の方向性を示唆した。

「店任せ」ではなく、「自分で選びたい」「自分で納得したい」という消費者の意識を捉えたサービスが増えている。自動車の維持保有サービスは、ディーラーや整備工場以外の店による車検、整備、保険などの扱いが拡大しており、ディーラーもアフターサービスの提案方法を変えている。

また、自動車購入時には、車両価格、買取価格、保険、ローンの一括見積もりサービスなど、比較検討できる情報インフラが進み、事前に幅広く情報を入手して検討をする人が増えている。

調査結果概要
●自動車購入時の代替車処分で、買取店を利用する人としない人の明確化が進んでいる。
●自動車購入時に任意保険について調べる人は4割程度、調べない人が6割と多い。
●車検を購入店や修理工場以外に出した店は、現在はガソリンスタンドが多いが、今後は車検チェーンとカー用品店への意向が強い。
●一括見積サイトの利用者は、自動車保険が最も多い。

調査対象:消費者モニターより抽出した全国の自動車所有者
調査期間:2006年5月
調査方法:インターネットによる自己記述式アンケート調査
有効回答:965名

《高木啓》

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