トヨタ紡織は、北米統括会社のトヨタ紡織アメリカが、営業、調達活動を強化するとともに、北米のトヨタ紡織グループ各社との業務を円滑化するため、ケンタッキー州シンシナティに事務所を開設したと発表した。
トヨタ紡織では現在、北米に生産工場が15拠点あり、トヨタ紡織アメリカを中心に、生産拠点の体質強化を図るとともに、トヨタ紡織グループ全体として効率的な事業運営を行えるように、事業全般を見直している。
今回、この一環として開発/設計、営業/調達、品質保証の機能をトヨタ紡織アメリカに集約、スタッフを増強するとともに、取引先やトヨタ紡織グループ各社との連携を強化するため、シンシナティに事務所を開設した。周辺にはトヨタの工場や、トヨタが『カムリ』を委託生産する富士重工業の米国工場もある。
当面のスタッフは2人だが、順次増員して体制を強化する。