はみ出し駐車車両の回避が死亡事故に発展

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8日未明、静岡県浜松市内の東名高速道路下り線で、第1車線にはみ出す形で路肩に停車していた大型トレーラーを避けようと減速した軽トラックに対し、後続の大型トラックが追突する事故が起きた。大型トラックはさらにトレーラーにも衝突し、運転手が死亡している。

静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは8日の午前2時50分ごろ。浜松市有玉西町付近の東名高速道路下り線で、本線にはみ出すような状態で路肩に停車していた大型トレーラーを回避しようと減速した軽トラックに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突した。大型トラックは軽トラックを弾き飛ばし、そのまま停車中の大型トレーラーに速度を保ったまま激突。運転席部分が大破している。

この事故で大型トラックを運転していた39歳の男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。軽トラックを運転していた58歳の男性も頭部打撲などの軽傷を負った。大型トレーラーを運転していた男性にケガは無かった。

現場は片側2車線の直線区間。大型トレーラーは路肩に停車していたが、車体の約1mが第1車線側にはみ出していたという。警察ではこのトレーラーを運転していた39歳の男性からも停車していた理由について事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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