8日未明、千葉県柏市内の常磐自動車道下り線で、第3車線（追越車線）を走行していたバイクに、第2車線から車線変更してきた普通トラックが突っ込み、2台はそのまま衝突した。バイクは転倒し、運転していた男性はトラックに巻き込まれて死亡している。
千葉県警・高速隊によると、事故が起きたのは8日の午前3時30分ごろ。柏市大青田付近の常磐自動車道下り線で、第3車線（追越車線）を走行していた26歳男性の運転する大型バイクに対し、第2車線側から車線変更してきた普通トラックが左後部に衝突した。
バイクはトラックに押し出されるような状態となって転倒。運転していた男性は路上に投げ出され、トラックは男性を底部に巻き込んだまま約200m走行し<ようやく停止した。男性は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認されている。
トラックを運転していた27歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出されており、業務上過失致死と道路交通法違反容疑で緊急逮捕している。男はバイクの存在を気にせず、漫然と車線変更を開始したとみられており、警察ではアルコールの影響についても調べを進めている。
