速度を保ったまま左折して民家に突っ込む、危険運転容疑適用

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9日未明、山口県周南市内の県道を走行していた乗用車が交差点を左折する際に対向車線側へ逸脱し、そのまま民家の外壁と電柱に衝突した。この事故で乗用車に同乗していた1人が死亡し、運転者を含む3人が軽傷。民家の1人も軽傷を負っている。

山口県警・周南署によると、事故が起きたのは9日の午前3時ごろ。周南市新地町付近の県道で、18歳の少年が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。道路右側に立つ民家の外壁に突っ込んだ後、道路左側の電柱に激突。クルマは大破した。

この事故で助手席に同乗していた18歳の男性が首の骨を折るなどして死亡。運転していた少年と後部座席に同乗していた女性2人が打撲などの軽傷を負っている。また、民家の住人1人が割れたガラス片を浴び、軽傷を負った。

当初は逸脱が起きた道路を速度超過状態で直進中に逸脱したものとみられていた。だが、その後の調べで速度を維持したまま交差点を左折しようとした際、制御不能となって民家に突っ込んだことが判明。このため警察ではクルマを運転していた少年を危険運転致死傷容疑で逮捕している。

《石田真一》

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