上司が部下のクルマをバットで破壊

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15日午前、茨城県稲敷市内の民家敷地内にある駐車場に男が侵入し、駐車中の軽乗用車を木製バットで殴打して破壊する事件が起きた。男はクルマを所有する男性にも暴行したとして逮捕されたが、なんと被害者が勤務する会社の上司だった。

茨城県警・稲敷署によると、事件が起きたのは15日の午前9時40分ごろ。稲敷市江戸崎乙付近にある民家に木製バットを持った男が侵入し、敷地内に駐車していた軽乗用車をバットで殴打してボンネットやドアなどを損傷させた。

男はそのまま逃走したが、約10分後の午前9時50分ごろには稲敷市桑山付近にある工場内に再び侵入。軽乗用車の所有者である55歳の男性に襲い掛かった。男性はバットで殴打され、左足の骨を折る重傷を負った。

男は周囲の人に取り押さえられ、通報を受けて駆けつけた同署員が傷害や器物損壊の容疑で緊急逮捕したが、実は事件の起きた工場で営業部長職にある50歳の男だった。被害者は男の部下にあたり、仕事上のトラブルが事件の動機になったという。警察では工場の関係者からも事情を聞き、トラブル発生の経緯を調べる方針だ。

《石田真一》

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