16日未明、滋賀県湖南市内の名神高速道路下り線で、単独事故起こして立ち往生していた乗用車に後続の大型トラックが衝突する事故が起きた。この事故で乗用車は大破し、乗っていた女性2人が死亡している。
滋賀県警・高速隊によると、事故が起きたのは16日の午前3時15分ごろ。湖南市菩提寺付近の名神高速道路下り線で、21歳の女性の運転するクルマが道路左側に設置されたガードレールに激突。弾き飛ばされて道路中央付近で立ち往生していたところに後続の大型トラックが突っ込んだ。
クルマは最初の衝突で大破し、運転していた女性は車外に放出されたうえ、大型トラック2台に相次いではねられて即死。助手席に同乗していた20歳の女性も頭部強打などが原因でまもなく死亡した。
現場は片側2車線で、急な右カーブ。乗用車はカーブを直進するような状態でガードレールに突っ込んでいったとみられている。この事故によって、現場を含む竜王−栗東インターチェンジ間が約5時間30分に渡って通行止めとなった。