豚3頭が高速道路上を逃走、周囲は大混乱

自動車 社会 社会

17日午前、千葉県千葉市稲毛区内の東関東自動車道で、走行中の普通トラックが中央分離帯のガードレールに衝突。積荷の豚が衝撃で振り落とされ、11頭が道路上に転落する事故が起きた。このうち3頭は約1時間に渡って逃げ回り、周囲は一時大混乱となった。

千葉県警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午前10時45分ごろ。千葉市稲毛区長沼原町付近の東関東自動車道上り線で、36歳の男性が運転する普通トラックが中央分離帯のガードレールに接触。その弾みで荷台に積載していた食肉加工用の豚46頭のうち11頭が転落、道路上を縦横無尽に走り回った。

このうち8頭は後続のトラックやバスにはねられて死亡したが、3頭は中央分離帯の隙間に逃げ込むなど、約1時間に渡って暴走した。最終的には高速隊の隊員によって捕獲されたが、現場付近は事故処理のために片側3車線のうち、中央寄り2車線が約5時間の通行止めとなった。

警察ではトラック運転手から事故に至った経緯を聞いているが、調べに対しては「右前輪がパンクして、中央分離帯側に寄っていてしまった」などと話しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る