雨でスリップして対向車線進入、4台関係の多重事故に

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18日夕方、栃木県宇都宮市内の国道4号で、高速度で走行していたとみられる乗用車が雨でスリップし、中央分離帯を乗り越えて対向車線側に逸脱。3台のクルマと相次いで衝突する事故が起きた。この事故で3人が重軽傷を負っている。

栃木県警・宇都宮東署によると、事故が起きたのは18日の午後6時40分ごろ。宇都宮市石井町付近の国道4号で、高速度で走行していたとみられる18歳の男性が運転する乗用車が雨で濡れた路面でスリップし、制御を失ったまま中央分離帯を乗り越えて対向車線側に進入した。乗用車はそのまま対向車線を暴走して、対向の乗用車1台と正面衝突。後続の2台とも衝突するなど、クルマ4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で逸脱側のクルマと、最初に衝突したクルマが大破。逸脱側のクルマに同乗していた18歳の男性と、対向車を運転していた女性が骨折などの重傷。逸脱側のクルマを運転していた男性は打撲などの軽傷を負った。

警察では業務上過失傷害容疑で男性から事情を聞いているが、現時点では速度超過とハンドル操作ミスの複合的要因が事故につながったとみている。

《石田真一》

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