線路上でクルマが炎上、殺人事件と断定

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21日未明、青森県八戸市内のJR八戸線の線路上で、乗用車が炎上しているのを異常通報を受けて見回りを行っていたJR職員が発見。警察に通報した。クルマは全焼しており、トランクから性別不明の焼死体が発見されている。クルマを所有する三沢市内の女性が行方不明になっており、警察では死亡したのはこの女性の可能性が高いとして、身元調べを急いでいる。

青森県警・八戸署によると、事件が起きたのは21日の午前0時20分ごろ。八戸市鮫町先祖ケ久保付近のJR八戸線の線路上で、乗用車が激しく燃え上がっているのを、踏切制御器から自動で行われる異常通報を受けて駆けつけたJR職員が発見。警察に通報した。

地元消防が消火を行ったが、クルマは全焼。その後の検分の結果、クルマの後部トランクから性別不明の焼死体を発見。現場の状況から殺人事件と断定して捜査を開始した。クルマの所有者は三沢市内に在住する33歳の女性だが、この女性は行方がわからなくなっており、警察では焼死したのはこの女性の可能性が高いとみている。

クルマが放置されていたのは踏切から30mほど進行した地点。最終列車は20日の午後9時30分ごろに現場付近を通過しているが、同日の午後11時10分ごろに踏切の制御機器が異常を通報してきた。列車との接触事故は報告されておらず、警察では何者かがクルマを線路上に放置し、放火したものとみている。

《石田真一》

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