中小トラック事業者の収益向上に向けた研究会結果---国交省が公表

自動車 ビジネス 企業動向
中小トラック事業者の収益向上に向けた研究会結果---国交省が公表
中小トラック事業者の収益向上に向けた研究会結果---国交省が公表 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は「中小トラック事業者が収益向上に成功するための処方箋」をまとめ公表した。若手経営者らによる研究会での研究結果をまとめた。同省では、助成制度を利用したインセンティブ事業を今秋以降にも実施する、としている。

同省では、今年1月に「若手トラック経営者等によるトラック事業の明るい未来を切り開く方策等を検討する研究会」を設置し、これまでに7回にわたり研究会を開催してきた。処方箋は最終とりまとめの報告書としてまとめた。

報告書では、中小トラック事業者の収益向上ための具体策として、(1)得意分野に限定する特化戦略や、同業他社との業務提携による自社の弱点の補強といった実運送そのものの競争力向上、(2)荷主業務への進出と荷主物流の合理化、(3)人材の確保、セールスドライバー化など人材育成---を柱に挙げた。

同省では、今回の研究結果で示されたような事業に、中小トラック事業者が新たに取り組む場合、運輸事業振興助成交付金を活用したインセンティブ事業で支援するとしていくとしている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る