レジャー白書に見る「ドライブ」の位置づけ

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社会経済生産性本部は27日、『レジャー白書』を公表した。余暇活動の第1位は「外食(日常的なものを除く)」、2位「国内観光旅行(避暑や温泉など)」、3位に「ドライブ」が入った。

この傾向はここ数年、変わっていないものの、ドライブはガソリン高が響いて参加人口が04年5510万人から05年5220万人へと減った。調査上、ドライブは国内観光旅行や「遊園地」などと重複するため、厳密な意味での推移は不明。05年の年間回数は14.1回と、04年(13.6回)より逆に増えている。

また、団塊世代のリタイアに伴い、スポーツカーやオープンカーなどの市場が活発化するのでは、という期待が自動車業界にある。ただ、同白書の分析によると、少子高齢化の影響もあり、今後のドライブ人口は緩やかに減少し、2020年には05年の8割水準まで縮小する見通しという。

白書は人口5万人以上の都市にする15歳以上の男女、3000人を調査し、約8割から回答を得た。

《編集部》

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