違反取り締まりに腹が立って、キップ類を破いた男を逮捕

自動車 社会 社会

福岡県警は23日、交通違反の取り締まりを行っていた警察官から反則切符を強引に奪い、これを破り捨てたとして、59歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

福岡県警・筑紫野署によると、事件が起きたのは23日の午前11時45分ごろ。同署・地域課が筑紫野市原田付近の市道で交通取り締まりを行っていたところ、59歳の男が運転する乗用車が一時停止標識を無視して進行してきたため、これを摘発した。

ところが男は「取り締まりがフェアじゃない」などと激怒。接遇する署員との間で口論となった。男は署員が持っていたバインダーを強引に奪取。中に入っていた反則キップなどを破いたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

逮捕された男は筑紫野市の元市議。キップ類を破り捨てた容疑は認めているが、取り締まりの姿勢には異議を唱えるような言動を繰り返していたようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る