目測を誤って岸壁から転落、1人死亡

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7月29日午前、北海道苫小牧市内の港で、駐車しようとバックしていた乗用車が岸壁から海中に転落する事故が起きた。乗車していた3人のうち2人は車外に自力で脱出したが、1人は逃げ遅れて死亡した。

北海道警・苫小牧署によると、事故が起きたのは7月29日の午前10時50分ごろ。苫小牧市弁天付近の苫小牧港(東港区)の岸壁で、駐車しようとバックしていた乗用車がそのまま海に転落した。

クルマには男性3人が乗車していたが、運転していた75歳の男性と、後部座席に同乗していた68歳の男性は自力で車外に脱出。しかし、助手席に同乗していた75歳の男性は逃げ遅れ、地元消防に救助されたが収容先の病院で死亡が確認された。

現場の水深は1.5-2m程度。岸壁であることから車止めなどは設置されていなかった。3人はホッキ貝を採りに現場を訪れたが、クルマを止めようとした際に運転者が目測を誤ったものとみられている。

《石田真一》

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