ハンドル操作を誤ってため池に転落、1人死亡

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7月29日午後、京都府綾部市内の市道で、走行中の乗用車が路外に逸脱し、農業用ため池に転落する事故が起きた。乗っていた4人のうち、3人は自力で車外に脱出したが、1人が逃げ遅れて溺死している。

京都府警・綾部署によると、事故が起きたのは7月29日の午後2時25分ごろ。綾部市物部町南中縄手付近の市道を走行していた20歳男性運転の乗用車がハンドル操作を誤って路外に逸脱。農業用のため池に転落した。

クルマには男性4人が乗車しており、3人は車外へ自力で脱出したが、助手席に同乗していた20歳の男性が逃げ遅れた。その後クルマは沈没。通報を受けて出動した地元消防が救助を開始したが、クルマが水深5m付近まで沈んだことから作業が難航。約1時間15分後に男性を車外に出したが、すでに死亡していた。

警察では事故の原因を調べているが、潜水具を装備した救助隊の到着が遅れたことが被害を拡大したのではないかとの指摘もあり、救出作業の経緯についても調べを進めている。

《石田真一》

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