タンクローリーが標識車に追突、重油漏れる

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4日午後、兵庫県伊丹市内の中国自動車道下り線で、車線規制を告知する標識車両に後続の大型タンクローリーが追突した。タンクローリーは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったために横転。タンクが壊れ、重油の一部が流出した。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午後2時ごろ。伊丹市荒牧付近の中国自動車道下り線で、車検規制の告知を行っていた標識車両に対し、後ろから走ってきた39歳の男性が運転する大型タンクローリーが追突した。

タンクローリーは追突を回避しようと急ハンドルを切ったが、これが原因でバランスを崩して横転。運転していた男性が打撲などの軽傷を負うとともに、壊れたタンクから輸送中の重油の一部が路面に流出した。また、標識車両は道路左側の遮音壁に接触し、一部が損傷。下を走る国道176号に破片が落ち、乗用車に当たっている。

警察では大型タンクローリーを運転していた男性から事情を聞いているが、脇見運転の可能性が高いという。標識車両は発炎筒を焚きながら車線の規制を行っており、タンクローリーはこれらも見落として進行していた。

《石田真一》

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