アーム下げ忘れ クレーン車が高架橋に衝突

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6日午後、大阪府大阪市西淀川区内の淀川河川敷で、花火大会に伴う施設の撤去作業を行っていたクレーン車が、阪神高速道路池田線の高架橋にアームを誤って衝突させて横転する事故が起きた。作業員1人が下敷きとなり、骨折などの重傷を負っている。

大阪府警・福島署によると、事故が起きたのは6日の午後1時10分ごろ。大阪市西淀川区柏里1丁目付近の淀川河川敷にある作業用道路で、前夜に行われた花火大会会場の照明施設撤去を行っていたクレーン車がアームを伸ばしたまま進行。このアームが阪神高速道路池田線の高架橋に接触し、弾みで横転した。

この事故により、クレーン車の真横にいた19歳の男性作業員が下敷きとなり、腰の骨などを折る重傷。20歳の男性など2人が打撲などの軽傷を負っている。阪神高速の高架橋や橋脚などに影響はなかった。

現場は未舗装の作業道路。地上から高架橋の下部までは約5.5mあるが、当時このクレーン車は約7mまでアームを伸ばしたまま進行していたとみられる。警察では関係者から事情を聞いているが、アームの下げ忘れが原因のようだ。

《石田真一》

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