ホンダの新型電動カート/電動車いす、『モンパルML200』では、乗り降りに便利な用回転するイスや、手元の操作系などのインターフェイスで、バリアフリーな使い方を考えている。
本田技術研究所、企画室第一ブロック主任研究員の矢口忠博(やぐちただひろ)さんは「開発当初はインターフェイスを全く新しいものにしようという考えもあった。しかし、電動車いすを乗り換えて乗ってもらう時や、中古として販売される時などを考えると、ユーザーがスムーズに乗り換えられるようにしたい。これも一つのバリアフリーだと考える」と説明する。
矢口さんは「インターフェイスの理想は自転車の様な操作だと考えている」という。