進路を巡る交通トラブルが死傷事故に発展か

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21日未明、千葉県白子町内の九十九里有料道路で、乗用車が2人乗りの原付バイクに追突し、バイクに乗っていた少年2人が死傷する事故が起きた。進路を巡っての交通トラブルが発端になったとみられ、警察では32歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。

千葉県警・茂原署によると、事故が起きたのは21日の午前1時40分ごろ。白子町八斗付近の九十九里有料道路で、17歳の少年が運転する2人乗りの原付バイクに対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。バイクは転倒し、同乗していた16歳の少年が路上に投げ出された際に頭を強打して死亡。運転していた少年も意識不明の重体となっている。

警察では乗用車を運転していた32歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。1人の死亡後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は片側1車線で見通しの良い直線区間。バイクと乗用車は共に対向車線側に進出した際に追突事故を起こしている。乗用車を運転していた男は「バイクを追い抜こうと対向車線側に出たらバイクも出てきた」と話しており、警察では進路を巡る交通トラブルが起きていた可能性も高いとみて、慎重に調べを進めている。なお、バイクに乗っていた少年は2人とも無免許だった。

《石田真一》

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