立ち往生のクルマにトラック2台が相次いで衝突

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21日未明、広島県三原市内の山陽自動車道下り線で、単独事故を起こして立ち往生していた乗用車に対し、後続の普通トラック2台が相次いで衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、3人が死亡。1人が重傷を負った。

広島県警・高速隊によると、事故が起きたのは21日の午前2時20分ごろ。三原市本郷町船木付近の山陽自動車道下り線で、第1車線を走行していた乗用車が道路左側のガードレールに衝突。中央分離帯のガードレールまで弾き飛ばされて再び衝突し、第2車線で上下逆さの状態で立ち往生した。そこに後ろから走ってきた普通トラックが衝突。乗用車は第1車線まで弾き飛ばされ、さらに別の普通トラックが衝突。合計4回の衝突で乗用車は原型を留めないほどに大破している。

この事故で乗用車に乗っていた59歳の男性と52歳の女性、そして3歳の男児が全身を強打して死亡。28歳の女性も骨盤骨折などの重傷を負った。トラックを運転していた2人の男性にケガはなかった。

現場は片側2車線で見通しの良い直線区間。警察では2台のトラックを運転していた男性が前方をよく見ていなかったものとみて、2人から事故に至るまでの状況について業務上過失致死傷容疑で話を聞いている。

《石田真一》

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