【新聞ウォッチ】ゴーン社長大モテ、フォードもラブコール

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】ゴーン社長大モテ、フォードもラブコール
【新聞ウォッチ】ゴーン社長大モテ、フォードもラブコール 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年8月24日付

●日本橋の首都高、地下構想 景観改善実現は? 有識者会議提言へ(読売・9面)

●電気自動車価格ガソリン車並みに、高性能電池研究へ、産学官で経産省方針(読売・9面)

●レクサス苦悩の1年、国内販売目標の6割、欧州車、厚い壁、販売策見直しへ(朝日・11面)

●GMとの提携「効果には時間」日産・小枝共同会長(朝日・11面)

●「GMと不調なら交渉を」ゴーン社長にフォード会長、米紙報道(毎日・8面)

●ガソリン小売り143.9円 前週比 0.1円上昇 最高値更新(毎日・9面)

●奥田トヨタ相談役、名古屋で持論展開「格差は、むしろ望ましい」「金儲けこそ活力の源泉」(毎日・9面)

●スズキ、どこまで強いか(上):脱・軽自動車、小型車で世界に照準(日経・13面)

●ホンダ、VWが自主改善(日経・38面)

ひとくちコメント

ルノー、日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOが大モテである。米『ウォールストリート・ジャーナル』紙によると、経営不振の米自動車大手フォードモーターのビル・フォード会長がゴーン社長に電話で、GMとの提携協議が不調に終わった場合、フォードとの提携交渉に入るよう要請したという。きょうの読売、朝日を除く各紙が取り上げている。

フォード会長の電話に対し、ゴーン社長は「フォードとの協議を検討する前にGMとの交渉に結論を出さなければならない」と語ったという。これについて、フォード側は「推測にはコメントしない」と話した。北米日産の報道担当者も「コメントできない」とした。さらに、ルノーの広報担当は「フォードとゴーン社長による電話での会話についての情報は一切ない。この報道についてコメントできない」と述べたという。

真偽のほどはヤブの中だが、ゴーン社長が「フォードに急接近」の噂は、GMとの交渉前から取り沙汰されていた。日産の国内不振の惨状をみれば、ゴーン社長の経営手腕に対する評価は分かれる。そんなにモテモテならば、GMもフォードも抱き込んで世界最強の「ゴーン自動車」でも立ち上げたらどうか?

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  7. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  8. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  9. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  10. 【メルセデスベンツ EQA 新型試乗】“EQ感”がより増した、シリーズ最小モデル…島崎七生人
ランキングをもっと見る