雨で視界を失う タクシーが岸壁から転落

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21日夜、熊本県長洲町内の岸壁からタクシーが転落する事故が起きた。車体は水深9m付近に沈んでいるのが発見され、車内からは男性2人が救出されたが、間もなく死亡していることが確認された。強い雨で視界を失ったことが転落の原因とみられている。

熊本県警・荒尾署によると、事故が起きたのは21日の午後7時50分ごろ。長洲町名石浜付近にある名石浜工業団地の岸壁からタクシーが海に転落するのを近くにいた人が目撃。警察に届け出た。

警察と海上保安庁が捜索を行った結果、22日未明になって岸壁から10mほど離れた場所の水深9m付近に沈んでいるタクシーを発見。車内から64歳の男性運転手と、67歳の男性客を救出したが、2人はすでに死亡していた。

死亡した客の男性は船員で、長洲町内のパチンコ店からタクシーに乗って港まで向かっていた。事故当時は強い雨が降っており、警察では運転していた男性が雨で視界を失い、誤って転落させたものとみている。

《石田真一》

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