雨で視界を失う タクシーが岸壁から転落

自動車 社会 社会

21日夜、熊本県長洲町内の岸壁からタクシーが転落する事故が起きた。車体は水深9m付近に沈んでいるのが発見され、車内からは男性2人が救出されたが、間もなく死亡していることが確認された。強い雨で視界を失ったことが転落の原因とみられている。

熊本県警・荒尾署によると、事故が起きたのは21日の午後7時50分ごろ。長洲町名石浜付近にある名石浜工業団地の岸壁からタクシーが海に転落するのを近くにいた人が目撃。警察に届け出た。

警察と海上保安庁が捜索を行った結果、22日未明になって岸壁から10mほど離れた場所の水深9m付近に沈んでいるタクシーを発見。車内から64歳の男性運転手と、67歳の男性客を救出したが、2人はすでに死亡していた。

死亡した客の男性は船員で、長洲町内のパチンコ店からタクシーに乗って港まで向かっていた。事故当時は強い雨が降っており、警察では運転していた男性が雨で視界を失い、誤って転落させたものとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. 『GRヤリス』の空力&冷却性能を約50万円で大幅進化!「Aero performance package」発売
  3. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  4. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る