【マツダ ロードスターRHT】世界最速! 12秒で開閉

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ ロードスターRHT】世界最速! 12秒で開閉
【マツダ ロードスターRHT】世界最速! 12秒で開閉 全 5 枚 拡大写真

マツダ『ロードスター』に追加された「パワーリトラクタブルハードトップ」(RHT)は、わずか12秒で開閉が可能だ。この時間はメルセデスベンツ『SL』の16秒をしのぐ世界最速の時間となる。

ロードスターの開発主査を務めた貴島孝雄さんは「このルーフのシステムはダイハツ『コペン』などのシステムも製造している、広島のベバストジャパンと開発いたしました。パワーリトラクタブルハードトップを開発するうえで、開閉時間の短縮はひとつのテーマではありましたが、12秒という時間は結果的なものです」

「パワーリトラクタブルハードトップはシートのすぐ後ろにルーフを収納するので、ルーフの移動距離も短く、大きなトランクリッドを持ち上げる必要もないので、短い時間で開閉作業を終了することができるのです」

「また、ルーフが樹脂製で軽いので、アルミ製のルーフ車よりも作動音を小さくすることもできました。固定用のフックも自動のほうがラクという意見もありましたが、操作は停車中に行なっていただきたいという思いもあり、ソフトトップと同じ手動式のフックを残しています」という。

実際にパワーリトラクタブルハードトップの開閉は、ルーフ先端の固定フック1カ所を手動で操作する必要はあるが、動作自体は非常に素早く、信号待ちなどのわずかな時間での開閉が可能。ルーフとリヤガラスがコンパクトに3分割されて、シート後方の狭い隙間に折りたたまれて行く光景は見ていても面白い。

この開閉速度の素早さも、パワーリトラクタブルハードトップの魅力のひとつだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る