【メルセデスベンツ Eクラス 改良発表】CDI は10%くらい?

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Eクラス 改良発表】CDI は10%くらい?
【メルセデスベンツ Eクラス 改良発表】CDI は10%くらい? 全 1 枚 拡大写真

今回のメルセデスベンツ『Eクラス』のマイナーチェンジでは、新型V8エンジン搭載の「E550 アバンギャルドS」や「E63AMG」なども新車種として挙げられているが、最も注目を集めたのはディーゼルエンジン搭載の「E320CDI」。

日本ではディーゼルエンジンのイメージが悪く、急激にその数を減らした経緯がある。最近のメルセデスベンツでは、2000年に『Mクラス』にコモンレール方式のディーゼルエンジンを搭載した「ML270CDI」というモデルがあった程度。

E320CDIに搭載されたエンジンはCDI(コモンレール・ダイレクト・インジェクション)で、ピエゾインジェクターを使ってより精密な燃料噴射を可能にした新世代のエンジン。メルセデスベンツが導入することで、ディーゼルエンジンの“復活”をアピール、環境や低燃費を売りにしたEクラスのイメージアップ戦略も伺える。

ディーゼル・プロジェクト・マネージャーの新道学氏は、ディーゼル車の販売についてははまず「Eクラスでの導入に成功することが重要」と強調した。具体的な販売目標については、はっきりとした目標数値ではないと前置きした上で、CDIの比率は10%ほどになると予想をコメントした。これは受注よりも生産体制や国内への導入数などによって左右されるのだという。

なお、E320CDIの予約受注は8月28日より開始されるものの、納車時期は少し先になる。最も早いユーザーへの納車についても新道氏は10月末から11月くらいとした。年内にはまとまった数の新世代のディーゼルエンジン搭載車が国内を走りまわることになる。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る