ブリヂストン、中国での商標権侵害排除で成果

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ブリヂストンは、中国子会社である普利司通(中国)投資有限公司が中国国内で展開しているタイヤ販売店の外観に極めて良く似た店舗が出店されていたことに対し、現地の工商局に商標権侵害に基づく行政取り締まりを申請し、その結果、要求が全面的に認められたと発表した。

ブリヂストンの中国子会社は、中国で系列タイヤ販売店「車之翼」を展開しているが、広西壮族自治区桂林市で「車之翼」の外観に極めてよく似た店を出店していた桂林車之翼汽車飾品有限公司に対し、今年6月14日に、看板の変更及び企業名称の変更を求めて、桂林工商局に行政取り締まりを申請した。

この翌日に、桂林工商局は現場に赴き同社の侵害行為を確認した後、当該看板を撤去させるとともに、同社に対して看板の変更及び企業名称の変更を命じた。

7月21日にはブリヂストンの担当者が桂林工商局を訪問し、同社に対し商標権侵害を理由とする看板の除去を命令した「桂林市工商行政管理局 改正通知書」と、同社の名称が桂林車之翼汽車飾品有限公司から桂林市天翼汽車飾品有限公司へ変更されたことを示す「企業名称変更許可通知書」の内容を確認したと、している。

ブリヂストンは、ブランドを知的財産権として保護・活用し、継続して優れた商品・サービスを提供することで、顧客の利益を守ることができると考えており、今後も知的財産活動への取り組みを積極的に推進すると、している。

《レスポンス編集部》

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