定員外乗車の軽乗用車、崖から転落

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8月27日夜、鹿児島県薩摩川内市内の国道328号で、前走車を追い抜こうと対向車線側に進出した軽乗用車がそのまま路外に逸脱。約20m下まで崖を滑落する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていた5人が重軽傷を負っている。

鹿児島県警・川内署によると、事故が起きたのは8月27日の午後8時5分ごろ。薩摩川内市入来町浦之名付近の国道328号で、前走車を追い抜こうと対向車線側に進出した軽乗用車が、そのまま道路右側へ逸脱。ガードレールの隙間から崖を約20m下まで滑落していった。

クルマはこの間に数回の衝突を繰り返して大破。運転していた21歳の男性が背骨を折る重傷を負ったほか、15歳の女子高校生など4人も骨折や打撲などで重軽傷を負い、いずれも病院に収容されて手当てを受けている。

現場は軽乗用車の進行していた方向へ下り坂となっている左カーブ。軽乗用車は定員4にんだが、事故時には5人が乗車しており、これによってハンドル操作などに影響が出たものとみられている。警察では業務上過失傷害容疑で運転していた男性の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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