【三菱 ランサーエボリューションIX MR 登場】3世代の集大成

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【三菱 ランサーエボリューションIX MR 登場】3世代の集大成
【三菱 ランサーエボリューションIX MR 登場】3世代の集大成 全 4 枚 拡大写真

8月29日、三菱自動車から『ランサーエボリューションIX MR』と『ランサーエボリューションワゴンMR』が発売された。MRは「Mitsubisi Racing」の略で、三菱自動車の最高峰スポーツモデルに与えられる名称だ。過去には『ギャランGTO』や『ランサーエボリューションVIII』などに設定されたことがある。

今回のMRも「エボVIII MR」と同様に、「エボIX」をベースにファインチューニングが施されている。エクステリアではフロントバンパー下のエアダムを大型化し、より精悍さをアップ。インテリアでも、流行のピアノブラックパネルを採用して、質感を高めている。

走行性能に関わる部分では、セダンの「GSR」のサスペンションスプリングを、F1をはじめとするレースシーンで採用実績の多いアイバッハ社製に変更し、車高をフロント10mm、リヤ5mmほど下げている。エンジンは全車共通でターボのタービン材質をニッケルクロム系合金からチタンアルミ合金に変更し、レスポンスの向上を図っている。

MRの開発を取りまとめた、三菱自動車商品企画本部、藤井啓史さんは「VIIから採用しているこのボディを使ってのランエボは、このIX MRで最終型になります。また、初代モデルから搭載してきた『4G63』型エンジンも今回のモデルが最後になります。したがって、ランエボIX MRはこれまでランエボが築いてきた歴史の集大成といえるモデルです」という。

昨年の東京モーターショーでは、次期型ランエボのコンセプトカーが出品されており、そのモデルは2007年発売予定とされていたので、来年末あたりには新型ボディと新型エンジンを採用した“ランエボX”が発売されるようだ。その前に登場したエボIX MRは、3世代型ランエボの最終進化形といえる一台だ。

《岡島裕二》

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