ETCレーン事故緊急安全対策本部を設置 中日本高速

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NEXCO中日本(中日本高速道路)では、料金収受員の安全確保のために、稲葉英憲中部地区支配人を本部長とする「ETCレーン事故緊急安全対策本部」を設置した。対策本部では、事故再発防止のために全ての料金所に対して全料金収受員への安全確保行動の再徹底を指示すると共に、緊急安全点検、緊急安全対策を指示している。

今回の「ETCレーン事故緊急安全対策本部」は、8月31日深夜に発生した東名高速道路・豊橋本線料金所で料金収受員が勤務交代のためにETCレーンを横断中に大型トラックにはねられ、重傷を負った事故を受けて設置されたもの。

対策本部では、(1)安全確認の再徹底・自己防衛意識の向上といった料金収受員の安全教育の徹底、(2)ユーザーに走行速度の減速を呼びかける看板を料金所先端に設置・ETCレーンでの事故発生状況を知らせる横断幕や看板を跨道橋や路肩に設置・本線上の広報情報板などを活用し速度抑制の広報実施するなどの緊急安全対策を行うとしている。

NEXCO中日本では、ETCレーンの走行速度を20km/h以下で走行することをユーザーに改めて呼びかけているが、記者が料金所で見ている限り、20km/hで走行しているクルマはほとんどいない。また、20km/hで走行することは、ETCの目的からは逆行するのでないかという意見もある。

ただ、これまでの事故を見る限り、「人が横断する可能性」「前のクルマが急停車する可能性」があることを、ドライバーはETCレーンを通るときに肝に銘じる必要があることは確かだ。

《編集部》

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