オイル漏れ、スリップ事故4件を誘発

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1日朝、香川県さぬき市内の国道や県道で、通行車両が路上に撒き散らしたオイルが原因とみられるスリップ事故や衝突事故が相次ぎ、6人が軽傷を負った。警察では路上に残るオイルを追跡。同日午前には流出させた重機を特定している。

香川県警・さぬき署によると、最初の事故が発生したのは1日の午前8時55分ごろ。さぬき市志度付近の市道で、三叉路交差点を進行していた軽トラックが、停車中の軽乗用車に追突した。この事故で3人が負傷した。

軽トラックの運転手は「ブレーキが効かなかった」と主張。路面には通行車両から漏れたとみられるオイルが広がっており、これが原因でスリップしたものと判断された。

この直後の午前9時ごろ、現場近くの県道で原付バイクの単独横転事故が発生。これを発端に同様の転倒事故が連続して2件起きた。いずれも路面に広がったオイルに乗り上げ、後輪がスリップしたことが原因だった。

警察では路上に残るオイルを追跡。近くの工事現場にいた大型クレーン車から漏れ出したものと断定した。このクレーン車は高松市内の建設会社が所有しているが、この会社の駐車場から工事現場までの約7kmにオイルが漏れ出していた。警察では運転していた51歳の男性から整備状況について事情を聞いている。

《石田真一》

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