ダイハツ工業は、2005年度の環境への取り組み実績をまとめた年次報告書「2006ダイハツグループ環境報告書」を発行した。グループの環境報告書として、ダイハツ工業単独および環境連結している国内・海外のグループ会社の環境保全取り組みとその成果を公表したもの。
今回の環境報告書によると第3次環境取り組みプラン(2000-2005年度)の達成状況を掲載した。それによると製品開発、生産、販売・リサイクルの各取り組み項目のほとんどで、最終年の目標を早期に達成した。しかし、生産工場からのCO2排出量は、売上高1億円当たりのCO2排出量で減少したものの、生産台数の大幅な増加に伴い、CO2総排出量では2005年度目標を達成できなかった。
クルマ1台あたりの向上率では、2000年度から2005年度の向上率で、出荷車両全ての平均燃費は9%向上した。生産工場のCO2排出量は6%減少し、水使用量は18%減少した。
また、自動車リサイクル法のシュレッダーダスト源化率は前年比6ポイント向上した。