古河電工、中国で自動車部品の合弁会社の経営権を取得

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古河電気工業は、シンガポールのGPインダストリーズ・リミテッド(GPI)との中国での合弁企業フルカワ・GP・オート・パーツ(FGP)の経営権を古河電工が取得し、子会社化すると発表した。

古河電工は、GPIが所有するFGPの株式30%を買収し、FGPへの出資比率を80%として子会社とする。同時に、FGPはGPIと古河オートモーティブパーツの合弁会社でワイヤーハーネスを生産する恵州金山電装有限公司の株式100%買収して傘下に収める。

今後、古河電工は、経営権を取得する形で中国国内の自動車部品事業拠点を再編し、古河電工主導で、生産体制を強化し、中国での自動車部品市場で商圏の拡大を推進する方針だ。

今回の買収は2005年3月に設立した戦略ファンド約20億円を使用する。

古河電工では、中国市場での生産体制の強化で、中国での自動車部品事業の売上高を2009年度に300億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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