スーパーGT第7戦「もてぎGT300km」は10日、栃木県・ツインリンクもてぎで決勝レース(4.801km×63周)を行ない、レイブリックNSXのセバスチャン・フィリップ/細川慎弥組が優勝した。
ポールポジションのフィリップはスタートから独走状態を築き、そのまま細川にバトンタッチ。所定ピットインによる一時的な順位ダウン以外はトップを明け渡すことなく優勝した。フィリップ/細川組は今季初優勝。またレイブリックNSXは、ツインリンクもてぎで昨年に続く2連勝。
フィリップ/細川組は、ドライバーランキングで脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組(レクサスSC)と並んでトップになった。3番手以下も僅差で続き、シーズン残り2戦、ますます厳しい戦いが予想される。
セバスチャン・フィリップ「クルマの調子がずっと良かった。これで次のオートポリスではウエイトを積むことになるが、オートポリスでのテストはとても良かったので、できるだけ多くのポイントを取り」
細川慎弥「ボクがミスせず、クルマの100%を出せれば勝てると思っていた。本当にそのとおりに勝てたので、良かった」
■決勝結果TOP3
GT500
1:S. フィリップ/細川慎弥
(#100 RAYBRIG NSX)
1時間56分20秒004
2:脇阪寿一/A. ロッテラー
(#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430)
1時間56分38秒470
3:立川祐路/高木虎之介
(#1 ZENT セルモ SC)
1時間57分07秒313
GT300
1:田中哲也/青木孝行
(#11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP)
1時間56分24秒868
2:影山正美/藤井誠暢
(#13 エンドレスアドバンCCIZ)
1時間56分48秒802
3:柴原眞介/黒澤治樹
(#62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R)
1時間56分54秒869