レースの翌日売り上げが増える車

自動車 社会 社会
レースの翌日売り上げが増える車
レースの翌日売り上げが増える車 全 2 枚 拡大写真

何かと話題の多いフォードだが、1つだけ明るいニュースがある。フォード『フュージョン』の売り上げが快調で、7月には1万3612台、8月には最高記録となる1万5468台を販売していること。

実はこのフュージョンの売り上げと、NASCARシリーズでの成績が連動しているという。フォードがNASCARに新型フュージョンを投入したのが去年の秋。以来フュージョンは優秀な成績を収め続けており、日曜日にレースが行われると翌月曜日にフュージョンの売り上げが急激に伸びるパターンを繰り返している。これにより、昨年秋以降のフュージョンの売り上げは累計で10万台を突破した。

調査によると、フォードオーナーの56%が自分を「レースファン」と認識しているという。レースファンの間でのフォードのマーケットシェアは、レースに興味のない人と比べて46%も高くなっている。また、次に買う車として「フォードを考えている」と答えた人は、レースファンではレースに興味のない人より72%も多かった。他のメーカーと比べても、ストックカーレーシングでのフォードのプレゼンスの高さは圧倒的だという。

このためフォードではよりレースに根付いたユニークなマーケティングを展開していく予定で、レースファンの心をがっちり掴むための戦略展開に忙しい。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る