TVオークションの大手、オークネットは、8月のオークネットTVオークションにおける成約台数を集計し、タイプ別ランキングベスト10を発表した。
国産車部門の第1位は今月もトヨタの『セルシオ』で、5カ月連続の首位キープとなった。9月にセルシオの後継車レクサス『LS』が発売されるため、今後益々の出品増が見込まれる。
2位には前回の4位からランクアップしたホンダのオ『デッセイ』で、3位は前回と同様ホンダの『ステップワゴン』がランクインした。
注目株は9位のスズキの『スイフト』と10位のトヨタの『ヴィッツ』で、両モデルとも前月20位以降からランクアップした。特にスイフトは成約率54%の高さで、新車の人気を反映したかっこう。
軽自動車部門では1位から3位まで前回同様で、1位がスズキの『ワゴンR』、2位がホンダの『ライフ』、3位がダイハツの『ムーヴ』だった。
8位スズキの『キャリー』トラック4WDは成約率が前月比1.7倍の44%で、9位のダイハツの『タントカスタム』も成約率が前月比1.5倍で40%に迫る勢いを見せている。また、圏外ながら16位のホンダの『アクティ』バンは成約率60%、36位のスズキの『アルト』バンも55%と高成約率を達成した。
輸入車は先月3位だったBMWの『3シリーズ』セダンが1位となった。3シリーズは全体的に成約率が高いものの、特に2005年式の引き合いが強い。
2位はメルセデスベンツの『Eクラス』、3位が同じくメルセデスベンツの『Sクラス』だった。圏外だったものの、『MINIクーパー』、ポルシェの『カイエン』は50%近い成約率で人気だったほか、BMW『5シリーズ』ツーリングは成約率が前月比2.5倍と大きく飛躍した。