フランスの大手自動車部品メーカーのフォルシアは、取締役会でグレゴワール・オリビエ氏を会長兼最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。
フォルシアは、自動車用シート、コックピット、ドア、フロントエンド、排気システム、アコースティック・モジュールを生産する大手部品メーカーだ。
フォルシアの会長兼CEOに就任するオリビエ氏は、エコール・ポリテクニークを卒業後、シカゴ大学でMBA(経営学修士号)を取得、トヨタ自動車でのインターンシップ・トレーニングの経験も持つ。1985年から1991年まで、フランス産業省で様々な役職を歴任し、フランス大統領の産業、エネルギー、環境担当の技術顧問を務めた経験もある。
1991年にペネシー社に入社、1995年にアメリカン・ナショナル・カン、1998年にアルカテル、2001年にサジェムの会長を経て、2005年にサジェムとスネクマの合併したサフランの取締役とサジェム・コミニケーションのCEOに就任した。